ジェットコースターって

organicnatto2007-05-14

なくてもいいものだと思います。
多くの人にとってそれがなくても幸せに生きられる(現在の遊園地関係者以外は)。
にも関わらず、あの事故があった後にもまだ懲りずに乗る人たちがいるようで。
私は、ああいう事故っていうのは「警告」として受け止めるのが賢明だと感じます。

私も20代までは年に1度、多いときは3度も乗りに行ってました。
ああいうものは、一度快感を覚えると忘れられずまた味わいたくなるもののようです。
コースターに限らず、犯罪にならない程度のあらゆる刺激を楽しんでいました。
人には恥ずかしくて言えないことも。。。

色々やってみてふと気付きました。

人間刺激を求め始めるとどうやら、
・刺激に惑わされ、自分に(他人に)じっくり目を向けることが難しくなります。
・よって、自分の(他人の)深い部分を感じ取ることが難しくなります。
・すると、常に満たされない状態になり、せつな的になります。
・また、やめるきっかけが難しいです。

結局、その時の楽しみという以外のメリットは自分にはないことに気がつきました。
「一度味わうと忘れられない感覚」なのなら、一度味わわなければいいのです。
私はこの先自分の子供を遊園地に連れて行くようなことはしないでしょう。

人間、淡々と生きることが難しくなりました。それは誰も否定できないですね。
また刺激の程度はどんどんエスカレートします。
私は、自分がどこまで淡々と生きれるか、自分の限界に挑戦しています。
かなり現代版の「淡々」ですが。